誕生石・12星座×パワーストーン一覧

★誕生石パワーストーン
誕生石を身に付けると幸運になると言われています。
1月 ガーネット
2月 アメジスト
3月 アクアマリン
4月 クォーツ
5月 翡翠(ひすい)
6月 パール
7月 ルビー
8月 ペリドット
9月 サファイア
10月 オパール
11月 シトリン
12月 ラピスラズリ

★12星座×パワーストーン
星座別・相性のいいパワーストーン
おひつじ座
おうし座
ふたご座
かに座
しし座
おとめ座
てんびん座
さそり座
いて座
やぎ座
みずがめ座
うお座

 

石のカタチが持つエネルギー【クロス型】【卵型】

石のカタチが持つエネルギー【クロス型】【卵型】

【クロス型】
クロス型というと十字架を思い浮かべる人も多いでしょうし、キリスト教的なイメージになるため、人によってはいくらか抵抗を感じることもあるかもしれません。

しかし赤十字社のマークも十字ですし、島津製作所という企業のマークが丸に十文字といったふうに、いろいろなところで用いられていて、必ずしもキリスト教的であるというわけではありません。

2本の直線が直角に交わるクロス型、十字型は、古来より宇宙との繋がりを象徴するものであったと言われています。人間が大地に立ち、両手を大きく広げ、空を見上げた姿を連想させる形であり、そこには天と地が交差する場所、宇宙のエネルギーを感じさせるものです。

クロス型は、宇宙のエネルギー、宇宙との繋がりを象徴する形であり、望みを叶えてくれると信じられています。

 

【卵型】
卵型は、世界各地で多種多様な意味を持つシンボルとして用いられている形ですが、元を辿っていくとそれらのほとんどが、原初の萌芽、生命の誕生といったことを象徴していることが分かります。

また、生命力、復活、潜在能力といったもののシンボルとしても使われており、卵型のパワーストーンを身に付けたり、身近に置いておくことで、飛躍、発展、再挑戦のためのエネルギーを授けてもらえると信じられています。現在でもキリストの復活祭の際には、色づけられた卵、イースターエッグが作られることは有名ですね。

また、オーストラリアでも、復活祭の前の木曜日に産み落とされた卵を土に埋める習慣があり、これを魔除けの卵と呼び、災いを寄せ付けないエネルギーがあると言われています。

自分の能力を発揮したいとき、才能を開花させたいとき、何かに挑戦してみたいときなどに、卵型のパワーストーンを身近に置いてみてはいかがでしょう。

 

 

石のカタチが持つエネルギー【ピラミッド型】【ハート形】

パワーストーン 石のカタチ(ピラミッド型・ハート形)

【ピラミッド型】
底辺が四角形で、四角形の4つの頂点から上に向かって繋がるような形、いわゆる四角錐です。四角錐という形は集積効果を促すとされ、石自体が備えるエネルギーを増幅すると言われています。

ピラミッド型に成形したパワーストーンとのコミュニケーションが成立すると、石から強力なサポートを得られることがあります。主に期待される効能としては、健康運アップと厄除けで、病気や事故といった身体に対する危害から守ってくれるとされています。

ピラミッド型のパワーストーンを寝室や書斎などに配置して、ときどき手のひらに乗せたり手をかざしたり、心の中で話しかけてみると良いでしょう。石との繋がりを感じられるようになれば、心身の健康を保ってくれるようになるはずです。

【ハート型】
ハートという単語は、心臓という体の重要な部位を示す他、心、愛情、勇気といった感情に関係するものも表現します。心にしみる、胸に手を当てて考える、といった言い方がありますが、強く印象に残ることがあったり、深く考えたり、自分の本音と向き合うときなどに使う表現でしょう。

ハート型に形作られたパワーストーンは、人の心に眠る愛情や良心をカタチとして表現したものであり、純粋な愛、善良な愛情を引き出してくれるとされています。ハート型にはとても純度の高い愛のエネルギーが宿っていると信じられており、古今東西、恋愛成就のお守りとして用いられています。

 

 

パワーストーン。石のカタチが持つエネルギー【三角形】【星形】

パワーストーン。石のカタチが持つエネルギー【三角形】【星形】

【三角形】
図形を描こうとしたときに、1点、2点では描けませんが、3点があって初めて平面が表現でき、図形として成り立ちます。また、椅子の座面やテーブルの天板などを安定させようとすると、少なくとも3つの支点が必要です。三角形というカタチは多角形の最小単位であり、カタチあるものの基本であるとも言えるでしょう。

三角形が象徴するのはどういったものなのでしょうか。△のように上向きに尖ったカタチは、山や火などの象形とも解することができ、天に向かうというイメージから神や無限といった概念を想起させ、男性的なエネルギーを宿すとされています。

一方、▽のように下向きに尖ったカタチは、水、月、冥界といった女性的なエネルギーが宿るとされます。

したがって、三角形のパワーストーンには、男性らしさ、女性らしさを活性化し、さらに、その人が本来持っている魅力、潜在的な能力、隠れた才能を開花させてくれる効用があると言われています。自分の持っている力を発揮したいときにおすすめのカタチです。

【星形】
六芒星(ろくぼうせい)は、上向きの正三角形と下向きの正三角形を重ねた星形です。ヘキサグラム、ソロモンの紋章、ダビデの星といった呼ばれ方もします。

西欧においては、中央が太陽で、頂点から時計回りに、土星、木星、金星、月、水星、火星に対応しているとして、大宇宙を表しているとされます。邪気を祓い、幸運を引き寄せるカタチです。

五芒星(ごぼうせい)は、よく一筆書きで描く星形ですね。こちらも魔除けの護符として、洋の東西問わず古来より用いられてきたカタチです。日本においても平安時代の陰陽師である安倍晴明が護符に用いていたことで知られています。

邪気や邪念を祓いたいときに身に付けるとよいでしょう。

 

パワストーン。石のカタチが持つエネルギー【丸形】【四角形】

パワストーン。石のカタチが持つエネルギー【丸形】【四角形】

【丸形】
2次元では円、3次元では球になりますが、丸というカタチは、始まりも終わりもない完全なるものの象徴とされ、古来よりさまざまな場面で活用されてきたカタチです。

古代ギリシャのアポロン神殿は円形、アイルランドのニューグレンジも円形、世界各国で円墳が見られますし、また、伝説上の巨大な島アトランティスにあった王都は同心円形構造で建築されていたとされています。

魔術などで用いられる魔法円は、描かれた円の中で術を行う魔術師が悪霊を寄せ付けないようにする結界として用いるものです。

このように、丸というカタチにはマイナスのエネルギーをシャットアウトする効用があるとされ、護符の役割が備わっていると言われます。

パワーストーンアクセサリーとしてもポピュラーな、ブレスレットやネックレスなどに用いられる石は球形なので、邪気を寄せ付けない効果が期待できます。占いなどに使われる水晶玉が球状であることも印象的ですね。


【四角形】
辺が4つあるのが四角形ですが、4という数字にはさまざまな意味が象徴されます。春夏秋冬という時節の区分、東西南北という方角の区分、また聖書や神話の世界にも、ミカエル、ガブリエル、ウリエル、ラファエルという4大天使が存在するなど、4にまつわるいろいろな事例があります。

丸と四角は対照的に用いられることも多くあり、丸が宇宙や天界を象徴する図形であるのに対し、四角は地上や人間を象徴する図形とも言われ、それは、丸形天井の下に四角い御堂が組み合わされている西洋の寺院建築などに表されています。

四角というカタチは区分や大地を象徴するという点で、かっちりとした安定感を促進させるエネルギーの象徴です。自信が持てなくなったり、迷いが生じたりしたときには、四角いパワーストーンを身に付けることで前向きな気持ちを取り戻せるかもしれません。

 

パワーストーンを感性で選ぶ

同じ種類のパワーストーンでもひとつひとつに個性があり、人によって感じられる印象や存在感の大小が異なります。

たくさんの石の中から選ぶとき、輝きや艶といった見た目、触ったときに心地よさやしっくりくる感じなど、魅力的に思える石ほど、自分に効果的に影響を与えてくれるパワーストーンと言っていいでしょう。

パワーストーンの本などにはいろいろな効用が説明されているので、自分の望む効果が期待されるものを身に付けるということも良いのですが、そういった形式的な選び方だけではなく、その石と出会ったときの印象や、手にしたときの満足感といった感性で選ぶことも、自分が必要とするパワーストーンと縁を結ぶための重要な方法です。

石を手にしたときに暖かさを感じさせたり冷たさを感じさせたりすることがありますが、心惹かれる体感で選ぶのも良いでしょう。今の自分に必要なエネルギーをもたらしてくれるパワーストーン、今の自分をより良い方向に導いてくれるパワーストーンは感性にうったえてくるものです。

パワーストーンの産地

石にも、人間と同じように生まれ故郷があり、どこでできたものかによって個性があります。その石の持つ個性を慈しみながら付き合っていくことで、より石のエネルギーを受け取れるはずです。

現在は、世界各地から発掘されたパワーストーンが市場に流通しています。長い年月を経てその地で作られた石は、当然ながらその土地の地質や環境によってそれぞれ違いが生まれます。

たとえば、クリスタルクォーツという石は世界のあらゆるところで産出されますが、ブラジル産のものは凛とした潔さがあり、ロシア産のものには熟感があると言われています。また、マダガスカル産のクォーツは独特のやわらかな艶があったりします。

こういった産地による違いや個性は、同じ種類のパワーストーンであっても、エネルギーの波動、効用に変化が生じることがあると言われているので、いろいろな産地のものを試してみるのも良いでしょう。

市場に流通している量の大小によって、産地による価格の違いはありますが、高価な産地のものだから誰しもに大きな効果をもたらしてくれるというわけではありません。今の自分に合うパワーストーンというのは、しっくりと手になじんだり心が惹かれるものです。

持っている石の出身地を調べてみたり、自分が好きな国で産出された石を選ぶといったこともおすすめです。

 

 

 

パワーストーンの硬度と靭性(じんせい)

パワーストーンをはじめとする鉱物には硬さを示す、モース硬度という指標があります。傷つきにくさ、と言っても良いでしょう。モース硬度は、いちばん硬いダイヤモンドを10として、数字が小さくなるほど傷つきやすいものです。

<モース硬度の例>
モース硬度10 ダイヤモンド
モース硬度9 ルビー、サファイヤ
モース硬度8 トパーズ
モース硬度7 クォーツ
モース硬度6 長石
モース硬度5 アパタイト
モース硬度4 フローライト
モース硬度3 カルサイト
モース硬度2 石膏
モース硬度1 滑石

パワーストーンにおいての硬度は、その石の持つエネルギーの強さの指標のひとつでもあります。硬度の高いパワーストーンは、簡単に傷つくことがなく頼もしい存在となりますが、身に付ける人が弱っているときには、パワーが強すぎて疲れを増幅させてしまいかねないこともあります。そんなときは、硬度の低い石が、細やかな癒しを与えてくれるかもしれません。

パワーストーンの強さというのは、モース硬度で示される傷つきにくさの他、靭性(じんせい)という、衝撃に耐えられる強さ、割れにくさを表す指標もあります。ダイヤモンドは最も傷つきにくいけれども、金づちで叩いたときには割れやすく、逆に、パール(真珠)や翡翠(ヒスイ、ジェイド)は傷つきやすいけれども、衝撃に対しては強くて割れにくいといったことが言えます。

概して、硬度の高いパワーストーンは他人に影響されにくいエネルギーを宿し、靭性の高いパワーストーンは粘り強さ、本質的な強さを持っているとされています。

人も同じで、パワフルな友人が魅力的である一方で、デリケートで癒されるような友人も同じく魅力的でしょう。

パワーストーンの硬度や靭性も、どういうものが良いということではなく、自分の精神状態や体調に合わせて、硬度の高いもの低いもの、靭性の高いもの低いものを持ちかえてみることをおすすめします。

 

 

 

美と健康に効果のあると言われるパワーストーン

美と健康に効果のあると言われるパワーストーン

11世紀末、中世フランスの司教であったマルボドゥスが著した「石について」という書物には、鉱石の薬効や神秘的な効用についての記述がありますが、21世紀の現代でも、パワーストーンには身体の不調の改善に効果があると信じられている石が多くあります。

・アンハイドライト
自分を素直に表現できるようになることで、心を活き活きとした状態へ向かわせてくれて、アンチエイジング効果があるとされています。

・サンストーン
自信を持てない状態から脱出して前向きな気持ちを促してくれると言われています。

・パール
母性や子宝の象徴とされており、妊娠、安産祈願、安らぎを与える効果があると信じられています。

・エメラルド
クレオパトラが有名ですが、目を美しく見せる、目の力を培う、目を癒す効果があるとされています。

・ストロベリークォーツ
美と愛を象徴する石として知られており、人を愛する気持ちを高め、若々しい雰囲気を与えてくれる力があると言われています。

・ラリマー
自分が自分らしくいられるように、心身のバランスを整えてくれる効果があると信じられています。

・ガーネット
深紅の色合いから血液との親和性があるとされ、落ち込みがちな気分を励まし勢力を活性化してくれると言われています。

・ゼオライト
心身の疲れ、ストレスによってふさぎ込みそうな気持を明るい雰囲気にしてくれる効果があるとされています。

・ロッククリスタル
浄化作用のあるパワーストーンとして代表的な石です。心身の浄化はもちろんのこと、他のパワーストーンの浄化にも重宝されます。

 

当然ながら、身体の不調や症状の種類によっては適切な治療を受けることが必要ですが、“病は気から”ということわざがあるように、気持ちの持ちようが少なからず体調に影響を与えることは、科学的にもある程度の裏付けがあります。

自分の心身の状態を自分で感じとり、自身でケアができることも大切で、そのサポート役としてパワーストーンを利用することが適切ですね。

 

詳細はこちら
パワーストーン|ヒラオカ宝石

 

 

 

 

 

 

 

 

石と人との関わりの歴史

石と人との親密な関わりが古来より続いていることは、紀元前300年代にすでに、アリストテレスが関与したとされる「鉱物書」という書物が出されていることからもうかがい知れます。

また、古代ギリシャの詩人オルフェウスによる「リティカ」という石の詩集があり、古代ローマのプリニウスによる37巻にも及ぶ「博物誌」にも、岩石や宝石についての記載があります。

中世ヨーロッパの時代には、石についての学問的な側面よりも、石の神秘性、魔術性といった部分に焦点を当てた書物が多く出されていて、その中でも、マルボドゥスが記した「石について」という本がよく知られており、医薬的効能についても記述されていて、パワーストーンの古典とも言えるものでしょう。

その後も石についての書物は数多く出されており、人々がいかに石、宝石、鉱物に対して関心を持っていたかということを物語っています。

さらに、神の教えを説く聖書の中にも石や宝石に関する記述が2000箇所もあると言われていて、石や宝石が、神秘性と深い関りを持っていることが分かります。

このように歴史を通して、人と石はともに生活を築き、石を愛で、そのエネルギーを授かってきているのです。

 

 

 

エメラルドを愛したクレオパトラ

石については、語り継がれているいろいろなエピソードがあります。

有名なところでいえば、エメラルドをこよなく愛した古代エジプトのクレオパトラの物語があります。

クレオパトラは、なんと自分専用のエメラルド鉱山を所有していたと言われています。

また、クレオパトラと言えば、眼のふちに青いアイシャドウを付けている姿を思い浮かべる人も少なくないと思いますが、あれは、マラカイトという石を細かく砕いて粉状にしたものを化粧品として使用していたと伝えられています。

また、化粧品という位置づけだけではなく、目の病気を防ぐ薬効説や、魔除けとして使われていた節、創造力や洞察力を養うためのパワーストーン説など、さまざまな説があります。

古来より石は、人と深く繋がっていて、お守りや護符として袋に石を入れて持ち歩いたことに始まり、石を加工して形を整えたり磨き込んだりして、剣や弓といった武器などにはめ込んで戦いの勝利や無事を願ったりするようになったと言われます。

さらには、王冠や、指輪、ネックレス、ブレスレットといったアクセサリーへの利用といったふうに用途が広がっていきました。

今日、私たちが身に付けるおしゃれのための装飾品も、もともとはお守りや護符としてのルーツがあるのです。