石のカタチが持つエネルギー【勾玉型】【三日月型】

石のカタチが持つエネルギー【勾玉型】【三日月型】

【勾玉型】
勾玉(まがたま)は、現存する日本で最も古い書物とされている『古事記』においては、「曲玉」と表記されていたのですが、「曲がる」という言葉は良い意味で解釈されない可能性があるとのことで、『日本書紀』で「勾玉」という表記に書き換えられたそうです。

勾玉の特徴的な形の元を辿れば、熊や猪の牙に穴を空けたものから発展したそうです。また、胎児を模したもの、三日月や腎臓の形であるなど、さまざまな説があります。縄文時代の、古墳時代の遺跡から勾玉がたくさん出土していることや、現世でも、勾玉が「三種の神器」のひとつとされていることは注目したいところです。

つまりは、古来より人々は勾玉に対して、重要な象徴としての意味を持たせていたことが想像できます。現在における勾玉は、繁栄や魔除けのお守りとして用いられることが一般的です。中でも、水晶、ローズクォーツ、アメジスト、ジェダイトなどで作られた勾玉は、とても人気のあるパワーストーンです。

【三日月型】
月は地球の唯一の衛星であり、日々その姿を変えて私たちを楽しませてくれます。三日月というのは、新月(朔(さく)とも言う)から3日目、月齢3にあたる状態です。三日月の弧を描くようにカーブする弓状の形は、クレッセントブーケやペンダントなどにも多用される形です。

ギリシャやローマにおける伝説では、三日月は、純潔、誕生といったことを象徴するとされており、このことから、三日月型のアクセサリーを身に付けることで、清らかな出会いを引き寄せたり、何か事を始めるときに爽やかにスタートできるようになると信じられ、パワーストーンの形としてとても人気のある形です。