パワーストーンってなに?
地球上には4000種類以上の鉱物があると言われていますが、そのうちのどれがパワーストーンと呼ばれるのかということについては、明確な決まりはありません。
ですので、すべての鉱物をパワーストーンと考えても間違いではないのです。
ただ装飾品として部屋に飾ったり、アクセサリーとして身に付けるといった利用面を考えると、宝石と呼ばれるものの条件に近い石だと考えるのが標準的な見方かもしれません。
宝石と呼ばれるものには3つの条件があります。
・見た目が美しいこと
・希少性があること
・簡単に崩れない硬さがあること
この3条件を満たす鉱物が宝石だとする定義があります。
また、宝石の中でも人気が高く有名なものとしては
・ダイヤモンド
・エメラルド
・サファイア
・スターサファイヤ
・ルビー
・スタールビー
・キャッツアイ
・ジェダイト
・アレキサンドライト
・ブラックオパール
などがあり、これらは10大宝石と呼ばれています。
パワーストーンという概念は、文字通り「力を宿した石」と解釈できますが、これは和製の言葉なんですね。
欧米ではパワーストーンとは言わず、同じような意味合いで使われているのは、「クリスタルヒーリング」、「ストーンヒーリング」という言い方です。
欧米の方は、石を使った癒し、というニュアンスなんですね。
日本でいうパワーストーン、力を宿した石、という呼称は、自然界の長いプロセスを経て形成され、私たちのもとに現れた鉱物に対するリスペクトが込められているようです。
もちろんパワーストーンを身に付けるだけで何でも願いか叶う!と考えるのは早計で、自身と石とのコミュニケーションがあってこそ、そのパワーを発揮してくれることでしょう。