美と健康に効果のあると言われるパワーストーン

美と健康に効果のあると言われるパワーストーン

11世紀末、中世フランスの司教であったマルボドゥスが著した「石について」という書物には、鉱石の薬効や神秘的な効用についての記述がありますが、21世紀の現代でも、パワーストーンには身体の不調の改善に効果があると信じられている石が多くあります。

・アンハイドライト
自分を素直に表現できるようになることで、心を活き活きとした状態へ向かわせてくれて、アンチエイジング効果があるとされています。

・サンストーン
自信を持てない状態から脱出して前向きな気持ちを促してくれると言われています。

・パール
母性や子宝の象徴とされており、妊娠、安産祈願、安らぎを与える効果があると信じられています。

・エメラルド
クレオパトラが有名ですが、目を美しく見せる、目の力を培う、目を癒す効果があるとされています。

・ストロベリークォーツ
美と愛を象徴する石として知られており、人を愛する気持ちを高め、若々しい雰囲気を与えてくれる力があると言われています。

・ラリマー
自分が自分らしくいられるように、心身のバランスを整えてくれる効果があると信じられています。

・ガーネット
深紅の色合いから血液との親和性があるとされ、落ち込みがちな気分を励まし勢力を活性化してくれると言われています。

・ゼオライト
心身の疲れ、ストレスによってふさぎ込みそうな気持を明るい雰囲気にしてくれる効果があるとされています。

・ロッククリスタル
浄化作用のあるパワーストーンとして代表的な石です。心身の浄化はもちろんのこと、他のパワーストーンの浄化にも重宝されます。

 

当然ながら、身体の不調や症状の種類によっては適切な治療を受けることが必要ですが、“病は気から”ということわざがあるように、気持ちの持ちようが少なからず体調に影響を与えることは、科学的にもある程度の裏付けがあります。

自分の心身の状態を自分で感じとり、自身でケアができることも大切で、そのサポート役としてパワーストーンを利用することが適切ですね。

 

さまざまなパワーストーンの詳細はこちら
パワーストーン|ヒラオカ宝石

 

 

石と人との関わりの歴史

石と人との親密な関わりが古来より続いていることは、紀元前300年代にすでに、アリストテレスが関与したとされる「鉱物書」という書物が出されていることからもうかがい知れます。

また、古代ギリシャの詩人オルフェウスによる「リティカ」という石の詩集があり、古代ローマのプリニウスによる37巻にも及ぶ「博物誌」にも、岩石や宝石についての記載があります。

中世ヨーロッパの時代には、石についての学問的な側面よりも、石の神秘性、魔術性といった部分に焦点を当てた書物が多く出されていて、その中でも、マルボドゥスが記した「石について」という本がよく知られており、医薬的効能についても記述されていて、パワーストーンの古典とも言えるものでしょう。

その後も石についての書物は数多く出されており、人々がいかに石、宝石、鉱物に対して関心を持っていたかということを物語っています。

さらに、神の教えを説く聖書の中にも石や宝石に関する記述が2000箇所もあると言われていて、石や宝石が、神秘性と深い関りを持っていることが分かります。

このように歴史を通して、人と石はともに生活を築き、石を愛で、そのエネルギーを授かってきているのです。

 

 

 

エメラルドを愛したクレオパトラ

石については、語り継がれているいろいろなエピソードがあります。

有名なところでいえば、エメラルドをこよなく愛した古代エジプトのクレオパトラの物語があります。

クレオパトラは、なんと自分専用のエメラルド鉱山を所有していたと言われています。

また、クレオパトラと言えば、眼のふちに青いアイシャドウを付けている姿を思い浮かべる人も少なくないと思いますが、あれは、マラカイトという石を細かく砕いて粉状にしたものを化粧品として使用していたと伝えられています。

また、化粧品という位置づけだけではなく、目の病気を防ぐ薬効説や、魔除けとして使われていた節、創造力や洞察力を養うためのパワーストーン説など、さまざまな説があります。

古来より石は、人と深く繋がっていて、お守りや護符として袋に石を入れて持ち歩いたことに始まり、石を加工して形を整えたり磨き込んだりして、剣や弓といった武器などにはめ込んで戦いの勝利や無事を願ったりするようになったと言われます。

さらには、王冠や、指輪、ネックレス、ブレスレットといったアクセサリーへの利用といったふうに用途が広がっていきました。

今日、私たちが身に付けるおしゃれのための装飾品も、もともとはお守りや護符としてのルーツがあるのです。

 

 

 

パワーストーンQ&A

パワーストーンQ&A

Q. 値段が高いパワーストーンの方が効果はあるの?

A. 石に心が惹かれるなら値段は関係ありません。

ある程度の品質や価格が高いものの方がエネルギーは強いというケースはありますが、値段が安いからといって自分に効果が弱いということではないので、あまりこだわらなくても良いでしょう。

基本的には、その石に心が惹かれるような感覚があるなら、値段は関係ありません。その石を欲しいという気持ちが湧いてきたのであれば、その石からのエネルギーを受信しているということの証明なので、きっと力を貸してくれるはずです。


Q. パワーストーンが割れたり無くしたりするのは悪いことが起こる兆候?

A. 心配無用です。自然に起こり得ることです。

パワーストーンを割ってしまったり、無くしてしまったり、ブレスレットのゴムが切れたりすると、何か悪いことが起こる兆候ではないかと不安になる方もいるかもしれませんが、心配無用です。

石が割れる、石を無くす、ということは自然に起こり得ることです。また、邪気から守ってくれたというケースもあります。今までありがとうという気持ちを込めて新調して問題ありません。


Q. 何種類ものパワーストーンを身に付けても良い?

A. 自分の望んでいることに適した石を複数身に付けることは良いことです。

とはいえ、あらゆる運気をアップさせたいからといって、金運、仕事運、恋愛運、対人運等々すべての効果を求めていろいろな石を集めて身に付けることはあまりおすすめできません。

そのときに自分がいちばん求めている願いに合った石を身につけて、その願いが成就したら次の願いに合った石を身に付ける、というスタンスが好ましいでしょう。

また、パワーストーンに頼りっきりにするのではなく、自分磨きも忘れずに、親友とともに切磋琢磨するイメージで付き合うことが大切です。


Q. パワーストーンは大きい方がエネルギーは強い?

A. 大きさにはあまりこだわらなくても良いでしょう。

大きくてエネルギーが感じられる石もあれば、大きいのにそうでもないものもあり、小さくても強力なパワーを感じられるものもあります。

その石に触れたり、手のひらに乗せてみたときに、親近感を感じたり、温度を感じたり、何とも言えないような、安らぎや満足感、幸福感を感じたりしたものは、石からの信号を受け取っている、エネルギーを与えてくれる石であると言えます。

 

 

 

人と石との深い関わり

パワーストーンという言葉が使われるようになったのは1990年代頃からです。

今のように一般的に天然石をブレスレットとして手首に付けたり、ペンダントとして首に掛けたりするようになったのはそんなに古いことではないのです。

そう聞くと、パワーストーンというのは単なる近年の流行なの?と思ってしまうかもしれませんね。

パワーストーンという言葉の歴史はそれほど古いものではないものの、石というものの歴史となると、一気に何百年、何千年、何万単位でさかのぼることになります。

地球が誕生したのは今から46億年前と言われているのに対し、世界史として記録が残っている時代という意味での人類の歴史を見ると、紀元前も含めて5000年くらいでしょうか。

地球誕生から現在までを1年間とすると、人類の誕生は大晦日の夜遅くになると言います。

ここで石の歴史ということに目を向けてみると、石は地球誕生の初期からこの地球上に存在していたと言えます。

石の立場からすると、人類はかなり最近の生き物ということができるでしょう。

有史以前の何万年前には、旧石器時代、新石器時代といった、石と密接な関わりのある時代があります。

石で様々な道具を作ってきた他、石や鉱物を細かく砕いた粉を使って洞窟などの壁に絵を描いたものが残っています。

壁画では、スペインのアルタミラ洞窟、フランスのラスコー洞窟などは有名ですし、イギリスのストーンヘンジのような巨石を組み合わせた遺跡があったり、日本でも巨石を祀っている神社があります。

古来より石に宿るパワーを人々が信じていたことがうかがえるものです。

パワーストーンを身に付けたり、部屋に置いたりすることは、連綿と続く石と人との関わりのひとつのカタチと言えるでしょう。

 

 

 

恋愛に効果的なパワーストーンの組み合わせ。出会い。傷を癒やす。相思相愛。長く続ける。

恋愛に効果的なパワーストーンの組み合わせ

● 素敵な出会いを引き寄せたい
・ローズクォーツ
・ロッククリスタル

愛と美の女神アフロディーテに捧げられたバラにちなんで名づけられたローズクォーツは、恋愛成就の石として有名です。ローズクォーツを求めるときには、その人の心の奥底に、愛することや愛されることにブレーキをかけている自分が存在しているとも言われます。

ローズクォーツを身に付けることにより、内に秘めたその人本来の魅力を開放し、素敵な出会いが引き寄せられるのでしょう。浄化作用を持つとされるロッククリスタルを合わせることでローズクォーツのパワーが定常的に発揮できるでしょう。


● 傷を癒し新たな出会いに向かいたい
・ローズクォーツ
・インカローズ(ロードクロサイト)
・ロッククリスタル

恋愛のパワーストーンであるローズクォーツと、インカローズ(ロードクロサイト)の組み合わせです。インカローズもローズクォーツと同様に、恋愛成就の石として知られていますが、この石には過去の恋愛での心の傷を癒し、トラウマとも向き合える力を授けてくれるエネルギーを持つと言われています。過去の傷を癒し、新しい出会いに向かわせてくれることを願う組み合わせです。


● 相思相愛になりたい
・スターローズクォーツ
・ガーネット
・ロッククリスタル

スターローズクォーツは、身に付けた人が持つ本来の魅力を引き出し、異性を惹き寄せる力があると言われています。ここに、生命力を象徴する強いパワーを持つガーネットを組み合わせることで、愛をつかみとる情熱、積極性を増すことを願った組み合わせです。ガーネットは、繁栄や実りなどの象徴としても知られており、意中の人との真実の絆を育んでいく手助けをしてくれることでしょう。


● 恋人との愛を長く続けたい
・ローズクォーツ
・クンツァイト
・ロッククリスタル

愛の石ローズクォーツに、無償の愛、無限の愛を象徴するクンツァイトを合わせた組み合わせです。相手に優しく接したいと思いながらも、うまく愛情表現ができないことがあるのも人間です。クンツァイトは、そんな相反する感情の葛藤をほどよく融合してくれる効果を持つと言われており、恋人との思いやりに溢れた関係を長続きさせる効果が期待できるでしょう。

パワーストーンの組み合わせ。金運アップ編。収入アップするには。貯金を増やすには。

パワーストーンの組み合わせ

金運アップ編

● 収入アップ
収入を増やすのに効果的なパワーストーンの組み合わせ
・ゴールデンルチルクォーツ
・タイガーアイ
・ロッククリスタル

金運アップ効果があるとされる代表的なゴールデンルチルクウォーツと、商売繁盛、仕事や事業での収入アップの効果があるとされるタイガーアイ、そこに、浄化作用のあるロッククリスタルを合わせることで、自身を取り巻いているマイナスのエネルギーを浄化しながら、ゴールデンルチルクォーツやタイガーアイの持つエネルギーを最大限に活かすことができます。

収入を増やすこと、経済的に成功することに効果を発揮すると考えられる組み合わせです。

● 貯蓄を増やすのに効果的なパワーストーンの組み合わせ
・ゴールデンルチルクォーツ
・シルバールチルクォーツ
・ロッククリスタル

ゴールデンルチルクウォーツは金銭を引き寄せるよう導いてくれるとされていますが、ゴールデンルチルクォーツを身に付けているのにお金が増えないと感じている人もいるかもしれません。

もしかするとそれは出ていくお金が多いのではないでしょうか。そんなときには入ってきたお金が出て行かないようにする、支出を減らす方向へ導いてくれるとされる、言ってみれば、金庫の見張り番のような役割を担ってくれるとされるシルバールチルクォーツを組み合わせてみましょう。

いつの間にかお金が溜まっていた!といったことになるかもしれませんよ。ここでも、ゴールデンルチルクォーツ、シルバールチルクォーツのパワーを継続的に発揮するために、ロッククリスタルを入れておくと良いでしょう。

パワーストーンってなに?

パワーストーンってなに?

地球上には4000種類以上の鉱物があると言われていますが、そのうちのどれがパワーストーンと呼ばれるのかということについては、明確な決まりはありません。

ですので、すべての鉱物をパワーストーンと考えても間違いではないのです。

ただ装飾品として部屋に飾ったり、アクセサリーとして身に付けるといった利用面を考えると、宝石と呼ばれるものの条件に近い石だと考えるのが標準的な見方かもしれません。

宝石と呼ばれるものには3つの条件があります。

・見た目が美しいこと

・希少性があること

・簡単に崩れない硬さがあること

この3条件を満たす鉱物が宝石だとする定義があります。

また、宝石の中でも人気が高く有名なものとしては
・ダイヤモンド
・エメラルド
・サファイア
・スターサファイヤ
・ルビー
・スタールビー
・キャッツアイ
・ジェダイト
・アレキサンドライト
・ブラックオパール
などがあり、これらは10大宝石と呼ばれています。

パワーストーンという概念は、文字通り「力を宿した石」と解釈できますが、これは和製の言葉なんですね。

欧米ではパワーストーンとは言わず、同じような意味合いで使われているのは、「クリスタルヒーリング」、「ストーンヒーリング」という言い方です。

欧米の方は、石を使った癒し、というニュアンスなんですね。

日本でいうパワーストーン、力を宿した石、という呼称は、自然界の長いプロセスを経て形成され、私たちのもとに現れた鉱物に対するリスペクトが込められているようです。

もちろんパワーストーンを身に付けるだけで何でも願いか叶う!と考えるのは早計で、自身と石とのコミュニケーションがあってこそ、そのパワーを発揮してくれることでしょう。

 

 

パワーストーンの色・透明・白色

パワーストーンの色・透明・白色



透明や白というと、全く色がないような印象を持つかもしれませんが、むしろ逆で、透明や白というのは目に見える光、可視光のすべての色が合わさってできているのです。

色の3原色というのは、赤、黄、青で、すべて混ぜ合わせると黒色になりますが、光の3原色は、赤、緑、青ですべてを重ねると、白色になります。

パソコンの画面を拡大して観察してみると、この光の3原色、赤(Red)、緑(Green)、青(Blue)、がたくさん並んでいるのが見えますが、白を表示するときには、光の3原色がすべて明るくなっている状態なんですね。

白色、そして透明というのは、あらゆる色のエネルギーを含んでいるということになります。

さまざまな色のエネルギーが重ね合わさることで白や透明になっていくそのプロセスには、大いなる浄化作用が働いているとも言われています。

透明、白色は、純粋、無垢といった状態を象徴し、これから何にでもなれるという成長へのエネルギーに満ちている一方で、無、空虚、不確実さ、といったマイナスの要素も含んでいます。

自分の心の状態に合わせて、あらゆる色のエネルギーが重なり合った透明、白色のエネルギーを上手に使ってみてください。

 

代表的な透明・白色のパワーストーンと石言葉

水晶(クォーツ)
純粋、無垢、浄化、完全、神秘、繁栄

ダイヤモンド
永遠の絆、純潔、清浄無垢、不変、純愛、純愛

 

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パワーストーンの色・ピンク

パワーストーンの色・ピンク



ピンク色は、色合いの印象からも想起されやすいですが、女性らしさのようなもの、また、愛、幸せ、キュート、若さといったロマンティックなエネルギーを宿した色です。

女性と親和性の高い色であり、女性の愛、女性の幸せをサポートしてくれるエネルギーに満ちているとされています。

淡い恋か、あるいは激しい愛か、情熱や熱量の度合い、相手との関係性によって、ピンク色の濃淡を変えたパワーストーンを選ぶと効果的に働くとも言われています。

ただし、当然ながらピンク色にもネガティブな側面があって、甘え、幼稚、自分勝手、非現実的といったエネルギーも持ち合わせています。

恋を成就させようと強く願うにしても、パワーストーンに頼り切りになってしまうと、そのネガティブなエネルギーに絡みとられてしまう危険性もあるので、自分自身をしっかり保ちながら、誠実な態度でいることを心がける必要があるでしょう。

 

代表的なピンク色のパワーストーンと石言葉

ローズクォーツ
真実の愛、真実の美、優しさ、思いやり、愛の告白、美と健康

クンツァイト
無償の愛、無限の愛、可憐、純粋さ

 

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