パワーストーン。石のカタチが持つエネルギー【三角形】【星形】
【三角形】
図形を描こうとしたときに、1点、2点では描けませんが、3点があって初めて平面が表現でき、図形として成り立ちます。また、椅子の座面やテーブルの天板などを安定させようとすると、少なくとも3つの支点が必要です。三角形というカタチは多角形の最小単位であり、カタチあるものの基本であるとも言えるでしょう。
三角形が象徴するのはどういったものなのでしょうか。△のように上向きに尖ったカタチは、山や火などの象形とも解することができ、天に向かうというイメージから神や無限といった概念を想起させ、男性的なエネルギーを宿すとされています。
一方、▽のように下向きに尖ったカタチは、水、月、冥界といった女性的なエネルギーが宿るとされます。
したがって、三角形のパワーストーンには、男性らしさ、女性らしさを活性化し、さらに、その人が本来持っている魅力、潜在的な能力、隠れた才能を開花させてくれる効用があると言われています。自分の持っている力を発揮したいときにおすすめのカタチです。
【星形】
六芒星(ろくぼうせい)は、上向きの正三角形と下向きの正三角形を重ねた星形です。ヘキサグラム、ソロモンの紋章、ダビデの星といった呼ばれ方もします。
西欧においては、中央が太陽で、頂点から時計回りに、土星、木星、金星、月、水星、火星に対応しているとして、大宇宙を表しているとされます。邪気を祓い、幸運を引き寄せるカタチです。
五芒星(ごぼうせい)は、よく一筆書きで描く星形ですね。こちらも魔除けの護符として、洋の東西問わず古来より用いられてきたカタチです。日本においても平安時代の陰陽師である安倍晴明が護符に用いていたことで知られています。
邪気や邪念を祓いたいときに身に付けるとよいでしょう。