・パワーストーンの「鉱物」としての特徴
地球の営みが生み出した天然石は現代の人々にもご利益のあるパワーストーンとして愛されています。長い長い年月をかけて地球が育ててきた鉱物であり、様々な特徴、個性を持ち、ときにはスピリチュアルなエネルギーを発して、私たちに働きかけてきます。
鉱物としての特徴と石の持つエネルギーの特徴を照らし合わせて用いることにより、より多面的なアプローチでパワーストーンを効果的に用いることができるはずです。それはまるで、親しい友人の長所や短所、育ってきた環境を知って関係性を深めていくことと似ているようにも思えます。
パワーストーンは、象徴する意味やスピリチュアルな効果が大きく取り上げられることが多いですが、鉱物としての特徴を知ることも、石のパワーを最大化する一助となるはずです。
・有機性宝石
地球をそのものを構成している地中の成分が結晶となって析出したものが水晶などの鉱物ですが、その中で生物がもとになって生成される代表的なものが、琥珀(アンバー)や真珠(パール)といった、有機質宝石です。この有機質宝石には、生命をイメージさせる、ぬくもりのあるエネルギーに満ちているとされています。
・劈開性(へきかいせい)
鉱物の中には、割れるときに規則正しく一定の方向性を示すものがあり、それを劈開性(へきかいせい)と言います。この性質を持つ石には、思考の乱れを整えたり、ある方向へ変えたりするエネルギーがあると言われています。
・二色性・多色性
さまざまな色合いの鉱物がありますが、眺める方向によって、あるいは、当てる光源の種類によって色が変わるような性質を、二色性、多色性と言います。このような性質を持つパワーストーンには、二面性や多面性があるとされ、固定化した思考に多面性をもたらしたり、ヒーリングの効果を発揮するとされます。
・光に作用
光に対して作用するもので代表的なパワーストーンに、ダイヤモンドがありますね。ダイヤモンドは屈折率という性質が高く、光をさまざまな方向に屈折させて光り輝きます。人を惹きつけるパワー、自身をアピールするエネルギーに満ちた鉱物です。
・筋状の光
タイガーアイなどの筋状の光を放つパワーストーンは、シャトヤンシー(キャッツアイ効果)を持っており、ダイオブサイトなどのように、六条、四条など放射状に見えるのは、アステリズムという性質を持っているためです。いずれの性質も、物事を見る力、潜在能力の開発、別次元へのアクセスに効果を発揮すると言われています。
・条痕色(じょうこんしょく)
鉱物を砕いたときに、その鉱物に特有の色が見られることがありますが、こういった現象を「条痕色(じょうこんしょく)がある」と表現します。シトリンやアメジストなどは、砕いた粉末は透明に見えるので、条痕色がありません。
条痕色のある代表的なパワーストーンは、ラピスラズリでしょう。条痕色を示すパワーストーンには、思考や観念を全体的に塗りかえたり、変化を促すエネルギーを持つとされています。
以上鉱物的な特徴をお伝えしました。パワーストーンの石言葉や象徴する意味と合わせて、鉱物的な特徴も参考にしてみると、相乗効果で石のパワーの恩恵を受けられるかもしれませんよ。