岩石としての分類
石と聞くと、手に持てるサイズのものを思い浮かべるのが一般的かと思いますが、その石はもっと大きな塊、岩石が風雨によって形を変えたり、削れたり砕けたりしてできたものです。
石もさらに小さくなると、小石、砂利、さらに小さくなると、砂になります。物質としては同じですが、大きさによって呼び方が変わっているのだと言っていいでしょう。
ただ、石と言っても、よく見てみるといろいろな色や模様の違いがあることから、石のもとである岩石に違いがあるのだろうということは想像に難くないと思います。
では、岩石にはどのような種類のものがあるのでしょうか。
一般に、岩石は、そのでき方によって、「火成岩」、「堆積岩」、「変成岩」の3種類に分類されています。ただ、自然に生成されたものなので、これらが明確に区別できているわけではないのですが、成り立ちの違いで大別しているということです。
岩石の種類
[1]火成岩(かせいがん)
マグマが固まってできたもの
[2]堆積岩(がいせきがん)
積もったものが固まってできたもの
[3]変成岩(へんせいがん)
火成岩や堆積岩が高熱や高圧を受けて変化したもの
[1]【火成岩のおもな種類】
火成岩には、地表近くで急冷されて固まった「火山岩」と、地中深くでゆっくりと冷えて固まった「深成岩」に分けられます。さらに含有する鉱物の違いや割合によって分類されます。
・火山岩
流紋岩(りゅもんがん)
安山岩(あんざんがん)
玄武岩(げんぶがん)
・深成岩
花崗岩(かこうがん)
閃緑岩(せんりょくがん)
斑レイ岩(はんれいがん)
[2]【堆積岩のおもな種類】
泥岩(でいがん)・・・粘土の堆積
砂岩(さがん)・・・砂粒の堆積
礫岩(れきがん)・・・大きめの粒子の堆積
石灰岩(せっかいがん)・・・おもに海洋生物の遺骸の堆積
チャート・・・海底物質の堆積
塩岩(えんがん)・・・塩分の堆積
[3]【変成岩のおもな種類】
広域変成岩・・・熱と圧力を受けてできたもの
熱変成岩・・・強い熱を受けてできたもの
動力変成岩・・・断層作用によって変形や破砕されてできたもの
これらの状態は、パワーストーンのアクセサリーなどに用いられる前の岩石における分類ですね。