■ 日本で一番宝くじに当たりやすい?!千手院(せんじゅいん)・銭亀堂(ぜにがめどう)
奈良の千手院(せんじゅいん)・銭亀堂(ぜにがめどう)には、日本唯一の金運招福の神である「銭亀善神(ぜにがめぜんじん)」がお祀りされています。
銭亀善神は「欲しいものが手に入らなくて苦しんでいる人を助ける神、 金運を運ぶ神」と言われています。
本当に苦しんでいる人を助ける神とされており、こちらでお参りした翌日に高額の宝くじに当たった人もいるようです。
お参りの際には授与所で「金運招福・銭亀御守」と「壱億円札」が入った銭亀御守のセットを購入します。
財布と一緒に石臼に載せ「南無銭亀善神(なむぜにがめぜんじん)」と唱えながら石臼を右に三回廻します。
廻す作業は堂守が行うのですが、この堂守の女性が名物ともいえるお方で、大きな声で真剣に唱えてくれるのです。
こちら側も願いを強く念じながら一緒に唱えましょう。金運のまわりが良くなり、大変なご利益があると言われています。
こちらが金運を招く10か条です。この十箇条を守り実践することで生活が変化し、人生が良い方向へと導かれるとされています。
■奈良の隠れたパワースポット・信貴山/朝護孫子寺
この銭亀堂があるのは、奈良にある信貴山(しぎさん)朝護孫子寺(ちょうごそんしじ)というお寺。
奈良には東大寺や法隆寺という世界に名だたる有名な寺が多く、信貴山朝護孫子寺はあまり知られていないかもしれません。
しかし実は若き日の聖徳太子が毘沙門天を感得した場所でもあり、その力を借りて物部氏との争いに勝利し、以後仏教が本格的に導入されることになったとも言われています。
毘沙門天は七福神の一人としても有名ですが、開運出世、財宝金銭授与・商売繁盛のご利益があるもの。
信貴山・朝護孫子寺では毘沙門天の使いである虎のキャラクターがオブジェとして多く飾られており、歩いて回るだけでもそのパワーに授かれそうな雰囲気があるのです。
信貴山を代表する住職の住坊として「信貴山の総本家」とされるのが千手院です。観音堂の脇にある小さなお堂が銭亀堂です。
奈良に旅行する際は、ぜひ立ち寄りたいスポットですね。
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